2010年11月20日土曜日

小児病院

ある小児専門病院の敷地内で心肺停止に陥った成人男性の方がいらっしゃいました。院内緊急コールがなされ、CPR開始、その小児病院の初療室にとりあえず搬送、ACLSを継続したようです。難治性VFで、アドレナリン、アミオダロンも使用され、10回以上の電気的除細動が試みられましたが洞調律に復さず、CPR施行したまま当院に転送されてきました。

結局ACSからのVFで、PCPS、PCI、低体温療法などで対処しました。

小児科の先生方も、ACLSはしっかりとマスターされているようです。さすがです。
自分は、、、、PALS未受講です。うーん。近いうちに、受けようかな。

さすが小児科の先生と思った点。静脈路が確保しずらかったのでしょうか、腸骨と脛骨近位に1本ずつ、計2本の骨髄路が確保されていました。きっと慣れているんでしょう。ぱちぱち。

2 件のコメント:

  1. PALSは成人にも使える評価法を教えてくれます。

    是非受けましょう!お待ちしてます!!

    骨髄路確保はすごいですね。成人にはなかなか入らないと思うのですが、慣れている人がいれると違うんですね。勉強になりました。

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  2. Kim先生、有り難うございます。
    PALSはDVDだけ、見ました。シンプルさはなく、教材としては洗練されていないのかもしれませんが、ACLSよりリアルな感じがするし、受講してみたい気にはなりますよね。

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