2009年2月28日土曜日

倉敷ライブ

この週末は倉敷ライブデモンストレーションに参加致しました。主にCTOの勉強が目的です。1人で2日間ほぼ全ての症例を淡々とこなしていく光藤先生の技術、体力、気力は大変なものです。CTO症例が意外と少なかったですが、難しい症例を難しくなさそうにやり遂げてしまう技術や、考え方は勉強になりました。
今回のライブではXtremeが大活躍でした。CTOのガイドワイヤー選択は、eelやXtremeの開発でずいぶんと変わった印象です。
ところで食の方も楽しみまして、岡山の美味しい寿司や、倉敷の郷土料理屋で美味しい食べ物とお酒も満喫しました。乙島のシャコの揚げ物や、ままかりをはじめとする地物の刺身が美味しかったです。牡蠣豆腐なるものも初めて食べました。萬年雪の大吟醸も美味でした。
写真とればよかったです。

2009年2月25日水曜日

慈恵医大血管外科大木教授

大木隆生教授率いる、慈恵医大血管外科に患者さんを紹介させて頂きました。かなりハイリスクな解離性大動脈瘤の患者です。本日午前中に慈恵でCTを撮影しその後大木教授の外来を受診、そして緊急入院をさせて頂きました。予約で満杯なはずにもかかわらず、早々にステントグラフト治療を行って頂けるようで、迅速な対処に大変感謝しています。
驚いたことは、外来受診後早々の、午後12時30分にはレポート用紙3枚にもわたる詳細な報告書がFAXで届きました。CTのみならず問診、診察などから得られた詳細な情報と、治療方針とその方針の根拠などが詳記されています。超多忙にもかかわらず患者さんを非常によく診ていらっしゃること、なおかつ驚くほどの早さで詳細な報告書を作成、送信していることに感激しました。
全国からたくさんの紹介患者がいることと思いますが、各々このような報告書を作成しているかと思うと驚愕せずにはいられません。またこのようなシステムを構築していることに感心致しました。また紹介させて頂きたい気分にもなります。
最近大活躍の大木先生ですが、その新たな魅力を感じさせて頂いた一日でした。
あとは、患者さんの経過が良いことを祈るばかりです。

循環器的生活

今日は日中は救急当番、夕方からは若者当直のバックアップです。
日中はルーチン業務をこなしつつ、そこそこの忙しさの救急業務。
夕方からちょっと忙しかったです。17時頃50歳男性の急性心不全から始まり、90代の重症大動脈弁狭窄症のショック、意識障害、心不全、40代の急性心筋梗塞・primary PCI、50代の肺塞栓、IVC filter挿入。。。。。ごたごたして、午前様になりました。でもようやく寝れます。おやすみなさい。といいつつ、CCUはまだ一床空いています。ふふふ。

2009年2月21日土曜日

携帯電話 SH-04A



携帯電話を新しくしました。今までDocomoのSH902iを使用していましたが、同じくDocomoのSH-04Aにしました。最強携帯と噂されていたのでついつい買ってしまいましたが、初日使用しての感触は、、、、期待したほどではなかったです。画面が大きく見易いのはいいのですが、縦にしても画面が横向きだったりする。
キーボード以外ノボタンが使いづらい。待ちうけ画面への復帰の仕方が良く分からん。慣れればこの辺は解決するとは思いますが。フルブラウザ表示は遅いし、操作しずらいし、使い勝手は悪いみたい。
しかも、DocomoってiGoogleに入れないって知りませんでした。Google愛用者としては事前リサーチ不足で反省。しばらく使い込んでみてみますが、将来的にはやっぱりiphoneにしようかな(笑)。

転載

心肺蘇生教育のメーリングリストに投稿した文章を折角ですからこのブログにもアップしてみました。2日坊主だったブログも、ちょっとにぎやかになりました(笑)。

マネキン口周囲のアルコール綿消毒

2008年3月の話。

AHA BLSインストラクターマニュアルP18には、口対口人工呼吸の実習において、受講者が
フェイスシールドを使用していなければ、アルコール綿消毒をする旨記載されていま
す。直接マネキンに口をつけて人工呼吸した場合にはアルコール綿で消毒しましょ
う、ということです。我々が通常開催しているコースではフェイスシールドを使用し
ていますから、アルコール綿消毒は必須ではないわけです。

恥ずかしながら私自身もつい最近知ったのですが、コースで使用しているフェイス
シールド(ロールになっているやつです)は、マネキン相手の訓練専用のものであ
り、本当に現場で使用するフェイスシールドとは異なります。本物は、呼気が一方向
しか行かないフィルターが付いており、傷病者の呼気が救助者へ伝わらないように
なっています。訓練用は、一方向のフィルターがありません。マネキンは息をしませ
んので、訓練における安全性には支障がないわけです。しかし一方向フィルターがな
いために、表から、裏から、ともに呼気が吹き込めますので、途中で表裏を間違え
て、両面から使用してしまう事態は当然起こりえます。同じマネキンを使用している
複数の受講生が各々両面から使用してしまうと、お互いの唾液への接触の可能性はあ
りますので、受講生が裏表を間違えて使用していないか観察することは重要です。
インストラクターマニュアルも、また訓練用フェイスシールドを販売しているレール
ダルも、フェイスシールド(含訓練用)を使用した実習での、アルコール綿消毒は特
に推奨していません。ただし、上記のような問題も生じえるわけで、アルコール綿消
毒をすることは、よりリスクを軽減させる可能性はありますので、行うか、行わない
かは各インストラクターの判断で宜しいと思われます。

ついでですが、同P18記載からは、フェイスマスク使用時の口対マスク人工呼吸で
は、アルコール綿消毒は不要と判断できます。

アルコール綿消毒をするか、しないか、インストラクターによりバリエーションをあ
るかと思いますが、いずれにしても上記背景を十分理解しておく必要はあります。

訂正すべき部分があるようでしたら、お願い致します。

救命の連鎖

昨年のちょっといい話です。

心筋梗塞、冠動脈バイパス手術の既往がある60代男性 。とある施設のテニス場でテニスの試合終了直後、突然卒倒しました 。テニス仲間たちが救急隊要請(11:22)、更にテニス場の事務 所に連絡したところ、事務所の職員(20代男性)が設置されていた AEDを持って駆けつけました。意識がなく、呼吸がないためすぐに AEDを装着しました。解析をしたところショックが必要であったた め、ショックボタンを押しました。そしてすぐに胸骨圧迫を始めたそ うです。30:2で、換気もmouth to mouthで行いました。2分のCPRののち、再解析で 、再度ショックが必要であったため、ショックボタンを押し 、そして胸骨圧迫を再開しました。その後救急隊が到着(11 :33)したため引き継ぎました。救急隊到着時は心肺停止、モニター上PEA、救急隊によりCPRは継続され、11:57救命センターに搬入されました 。当院搬入時は自己心拍再開しており、血圧100台/ 、HR100台、意識レベル100/JCSでした。救急隊は到着まで CPAと考えていたようで、恐らく当院到着寸前まではPEAであっ た可能性が高いと思われます。その後、PCI、低体温療法等を経て 、結局この患者さんは全く後遺症なく回復しました。 
テニス仲間の早期通報、20代事務所職員のバイスタンダーCPR 、適切なAED使用、PEAから自己心拍再開させた救急隊の24分 にわたるCPR、そして搬入後の高度医療。救命の連鎖が見事につな がりました。みんなすばらしい!街がCCUになりました 。うれしいですね。 

ちなみに、バイスタンダーCPRをしたテニス場の事務所の職員20代男性は、2年前に救急隊によるBLS講習を受講したそうです 。たまたま、上記出来事の2-3週間前に駅で倒れている人に遭遇し 、救急通報をしたということを経験し、その時に、忘れかけていたB LSについて復習したばかりだったそうです。復習、大事ですね。