2009年4月15日水曜日

NHKプロフェッショナル雑感

大木先生は、患者に”有り難う”と感謝されないと一日たりとも外科医はやりたくないだろうと言っていました。彼は”喜ばれるため”に外科医になったと言います。
世のため、人のため、献身的な態度で医療を提供している医師はたくさんいると思われますが、患者の権利意識の高まりなどにより、感謝されないことが増えてきています。結果が伴わないと医療ミス扱いされることもしばしばです。心が折れたり、燃え尽きたりする医師が増えているのも納得です。
大木先生のような超一流でなくとも、自らの命を削って診療をしている医師がたくさん存在し、日本の医療を支えていることに、世の中の人が少しでも気づいて頂けたらいいと思いました。
もちろん、医師としてはおごることなく、患者への思いやりと日々のスキルアップを忘れてはいけません。

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