昨日はICLSに参加しました。
普段はAHAコースに関与しているので、AHAガイドラインに目を通すことが多いです。昨日はICLSですから、JRCのガイドラインをちょいとみる機会がありました。以前公開されていたドラフト版では、医療従事者の呼吸の確認は、” 呼吸の確認時に気道確保を行い、「見て、聞いて、感じて」呼吸の観察を行う ”となっていました。ところが、最近公開された確定版では、” 呼吸の確認時に気道確保を行う。” の記載のみで、「見て、聞いて、感じて、、、、」の記載は削除されていました。おお、消えてる(笑)。
AHAは、”「見て、聞いて、感じて」を削除”を明確に打ち出していて、やることは好ましくない、、的なニュアンス。JRCは、ひっそりと記載が消えている(笑)。やっても良いけど、やらなくても良いよ、、、的感じ。微妙にニュアンスが異なります。
「見て、聞いて、感じて」を行うか、行わないかで、予後か変わるというエビデンスはないわけですから、どちらが正しいか誤りか、ということではありません。
大事なことは、死線期呼吸を見逃さないこと、時間をかけずに、次なるステップに進むことです。
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