2013年7月10日水曜日

CPR Quality 10:教育方針

BLSやACLSのトレーニングは、命を救い、臨床的アウトカムを改善し得る基本的知識・スキルを提供します。
しかしながら、トレーニングで得られたスキルは、頻回に使ったり復習したりしないと急速に(6-12ヶ月以内に)低下していきます。
CPRスキルの、頻回・短時間のrefreshトレーニングは、スキルの維持や改善に寄与します。能力や証明書の維持のために、このような方針を活用することが注目されてきています。継続的なトレーニング方法は様々ですが、そのうちのいくつかをCPRの質の改善のプログラムとしての最低限のスタンダードとすべきでしょう。

シミュレーションや模擬訓練により、個人やチームのパフォーマンス改善を達成し得ます。これらのトレーニングにより、チーム蘇生のヒューマンファクターの重要性が強調されますし、心肺停止の生存率向上に寄与する重要な系統的プログラムであることが証明されるかもしれません。心肺蘇生トレーニング・教育は一回のコース、一回のイベントと考えるべきではなく、CPRの質を適正化のための継続的な努力における単なる一過程と考えるべきです。

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