2009年11月6日金曜日

阪神淡路大震災から14年


先日当院で「災害医療の原点へ」という講演が行われました。阪神淡路大震災に関する講演です。もう14年前のことですが、思いは全く薄れていない、講演でした。
阪神淡路大震災が起きたまさにその時、兵庫県立淡路病院で当直業務をしていたという水谷先生がお話頂きました。当時の現場のビデオが放映されました。貴重な映像です。淡路病院の救急外来は大混雑。次々救急車が搬入され、廊下でCPRをしている姿などが映し出されています。今程トリアージなるシステムはあるわけもなく、しかしながら、それなりにトリアージされていたり、混乱しながらも工夫する姿も垣間みれます。
14年前にもなりますが、自身の貴重な体験と、貴重な映像で、多忙の中、今もなお講演活動で全国を駆け回り、災害医療の重要さを訴えている水谷先生の姿勢には感銘を受けました。
一見災害とは無関係の循環器内科の先生です。自分と同じ科ですので、なおさら感心しきりです。
災害は他人事ではないこと。明日にでも降り掛かることがあること。十分に準備しておくこと。よく考えて行動すること。。。。当たり前のことといえばそうなのですが、いろいろと改めて身にしみることが多々あります。

熱い思いがひしひし伝わってくる講演でした。
まだ講演して頂いていない施設であれば、お願いするとよいと思います。

5 件のコメント:

  1. 当院でもお願いしてみます!!

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  2. 講演直後に当院で行われた防災訓練はなかなか盛り上がっていました。

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  3. 駄目もとで早速お手紙を送ってみました。

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  4. 先ほどお返事頂きました。来て頂けるそうです!!やりました!!

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  5. 昨日行って頂きました。周囲の病院や消防の方も来られ、150名ほど集まりました。

    とても感動的なお話で、参加者からは良かった!と言う感想を頂きました。持ってきて頂いた本は、すぐ完売しました。

    J先生がこの記事を書いて下さらなかったら、実現しなかった企画でした。ありがとうございました。

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