2009年11月11日水曜日

specific diagnosis

先日のACLSの反省会で今さら気づいたこと。
ACLSメガコードケースB:安定頻拍→VF→PEAのシナリオ。
メガコードテストチェックリスト4で、QRS幅の狭い安定頻拍に対し、「頻拍を認識する(特定診断のために12誘導心電図、臨床情報収集等を行う)」と記載がありますので、メガコードテストでは、12誘導心電図を記録しなければ(するよう指示しなければ)Remediationの対象になると思っていました。
しかし、ACLSプロバイダーマニュアル英語版では「Recognizes tachycardia(specific diagnosis)」という記載になっています。必ずしも12誘導心電図を記録しなくても診断に迫れれば言い訳ですね。(当然、現場では是非12誘導心電図を記録して頂きたいですが。)
英語の原本を良く読んでおかないといけませんね。


2 件のコメント:

  1. そうですね。私はそのシナリオを使わないので知りませんでしたが、英語の原文と日本語が微妙に違うところがありますよね。

    カルディオバージョンの手技のところには、「必ず鎮静薬を投与する」とあるのですが、原文は「sedate all ptients unless....」になっています。allと言うのが必ずになっているのかもしれませんが、、、、ハンドブックには「Consider sedation」となっています。

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  2. Kim先生、有り難うございます。
    インストラクターは原文との微妙な相違を把握しておく必要がありますよね。。。大変ですが。

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