東京女子医大循環器内科の松田直樹先生のCRTに関するご講演を拝聴しました。
心不全患者治療に関する新たな植え込み型デバイスとして、Cardiac Contractility Modulationなるものを御紹介頂きました。Cardiac Contractility Modulationとは、左室心筋の絶対不応期に強い電気刺激を加えることにより心収縮力が増強される現象だそうです。機序としては、心筋細胞筋小胞体からのカルシウム放出を増加させるためのようですが、まだ分かっていない面も少なくないようです。
へえ、初めて知りました。
すでに臨床応用されており、今後更なる発展、普及が望まれます。
強い電気刺激が必要であり、電池消耗が激しいので定期的な頻回充電が必要だそうで。その度にデバイスが植え込まれていることを実感してしまうし、依存感を感じそうですね。仕方ないけど。
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