ドクター・ヴァンスの 英語で考えるスピーキング
先の記事でのこの本の紹介ついでに、この本で気に入った一節の御紹介。
「人を卓越させてくれるタイプの勤勉さとはいったい何でしょうか?それは、「意図的な練習」です。「意図的な練習」というのは、毎日単純にたくさんのゴルフボールを打つという勤勉さとは異なります。それは、8番アイアンを使って300回打ち、その80%は、ピンの6メートル以内に寄せるというはっきりとした目的を持って、各ボールを打った結果を常に考察、調整しながら、毎日数時間練習するというものです。つまり、一般論として定義すれば、「成績の向上を明確に意図し、個々の結果についてのフィードバックを自分に与えながら、自分の力量を超えた目標に到達しようとして行う相当な量の反復行動」となります。」(P219)
徒に繰り返したり、積み重ねたりすることは、必ずしも勤勉とは言えないわけですね。
これも心肺蘇生教育にも活かせる概念ですね。単にBLS手技を繰り返しやらせるだけでは効果的ではないかもしれません。「意図的な練習」を心がけることが重要ですね。
0 件のコメント:
コメントを投稿