2009年10月30日金曜日

糖質制限

昨日の続き。糖質ゼロ、糖質制限。かつて、低炭水化物ダイエット、低インスリンダイエットなどが流行ったそうですが、それと同じ理屈でしょう。僕はダイエットには疎いので良く知りませんでした。

糖質、ブドウ糖に対する著者の考え方は以下の如くです。

・古来人類の主食は骨或いは骨髄であった。その後石器を開発したことで肉が加わった。いずれも糖質は含まれない
・その後、本来の主食にはない、糖質を多く含む物を食べたために、肥満、糖尿病などが発生した
・三大栄養素「糖質、脂質、タンパク質」。人の主要エネルギー源は糖質(グリコーゲン、ブドウ糖)ではなく、脂質(中性脂肪、脂肪酸、ケトン体)である。
・自然界の動物は通常は脂質をエネルギー源とし、非常時(狩りなど)に短時間のみ糖質をエネルギー源として使う。糖質の貯蓄量は少ない。
・脳の主要エネルギーはケトン体である。少なくとも、脳はブドウ糖しか使えないというのは誤りである。
・機械文明が発達し重労働がなくなった現在、エネルギー源としてブドウ糖を使う必要がない。今やブドウ糖はスポーツにしかつかわなくてよいエネルギー源である。
・ブドウ糖は赤血球などミトコンドリアを持たない限られた細胞のエネルギー源となるが、体内で作られる(糖新生)ので摂取する必要はない
・本来使わなくてよいはずのブドウ糖を1日中使わせられてる食生活をしているのが現代人。

などなど。
要は、本来多量にとるべきものではない糖質を(過剰)摂取することが、糖尿病やメタボリックシンドローム、肥満などの元凶となっている、と説いています。
ということで、なるべく糖分を減らすことを心がけてみています。ただ、多くのものに糖質が含まれているため、著者の推奨する糖質ゼロはとても無理です。
大好きなビールや日本酒にも勿論糖分が含まれているんですが、やっぱり飲んじゃいます(笑)。
糖質ゼロのビールも売っていますが、これはこれで添加物等が含まれていそうで、やや抵抗があります。

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