BLSコースの反省会で少し話題になった件です。
AEDでショックを行った後の胸骨圧迫再開のタイミングについてです。
ショック後、AEDのアナウンスを聞いてから胸骨圧迫を再開する受講生が少なくな
かった、かつ、それに対するインストラクターのフィードバックもなかったことに違
和感を感じた、とのスタッフの意見がありました。鋭い御指摘かと思います。
論点は2点です。
1.ショック後、AEDのアナウンスを聞いてから胸骨圧迫を開始するか、アナウンス
を聞く前からすぐさま胸骨圧迫再開するか。
2.前者に対して、フィードバックはすべきか。
1.について、当然理想は後者でしょう。プロバイダーマニュアルにもショック後”
ただちに”とか、”速やかに"胸骨圧迫再開と記載されています。
しかしながら、AED使用において、”アナウンスに従うのが原則”でしょうから、前
者でも許容されると思われます。
また、AEDの現状からしても、約30%を占めているといわれるG2000バージョンのAED
なら、ショック後も再度"解析します、離れてください”なるアナウンスが流れるは
ずです。アナウンスをよく聞いてから、それに素直に従う姿勢も一概に悪いとは言え
ません。
とはいえ、絶え間ない胸骨圧迫がcritical conceptであるわけで、自分なりの結論は
以下の如くです。
1.
・原則的に、アナウンスを待たずに直ぐに胸骨圧迫再開する。
・ただし、世の中にはG2000対応のAEDも少なからず存在しているようであり、胸骨圧
迫後のアナウンスはよく聞くこと。
2.
・勿論否定はしませんが、一般市民ならともかく、HCPは医療のプロですから、”す
ぐさま胸骨圧迫再開したらもっと質の高いCPRになります”などと、フィードバック
をすることが望ましい。
皆様如何でしょうか。
基本的な内容故に、いままで議論されたことがあるかとも思います。異論、反論、御
意見あればお願い致します。
AEDでショックを行った後の胸骨圧迫再開のタイミングについてです。
ショック後、AEDのアナウンスを聞いてから胸骨圧迫を再開する受講生が少なくな
かった、かつ、それに対するインストラクターのフィードバックもなかったことに違
和感を感じた、とのスタッフの意見がありました。鋭い御指摘かと思います。
論点は2点です。
1.ショック後、AEDのアナウンスを聞いてから胸骨圧迫を開始するか、アナウンス
を聞く前からすぐさま胸骨圧迫再開するか。
2.前者に対して、フィードバックはすべきか。
1.について、当然理想は後者でしょう。プロバイダーマニュアルにもショック後”
ただちに”とか、”速やかに"胸骨圧迫再開と記載されています。
しかしながら、AED使用において、”アナウンスに従うのが原則”でしょうから、前
者でも許容されると思われます。
また、AEDの現状からしても、約30%を占めているといわれるG2000バージョンのAED
なら、ショック後も再度"解析します、離れてください”なるアナウンスが流れるは
ずです。アナウンスをよく聞いてから、それに素直に従う姿勢も一概に悪いとは言え
ません。
とはいえ、絶え間ない胸骨圧迫がcritical conceptであるわけで、自分なりの結論は
以下の如くです。
1.
・原則的に、アナウンスを待たずに直ぐに胸骨圧迫再開する。
・ただし、世の中にはG2000対応のAEDも少なからず存在しているようであり、胸骨圧
迫後のアナウンスはよく聞くこと。
2.
・勿論否定はしませんが、一般市民ならともかく、HCPは医療のプロですから、”す
ぐさま胸骨圧迫再開したらもっと質の高いCPRになります”などと、フィードバック
をすることが望ましい。
皆様如何でしょうか。
基本的な内容故に、いままで議論されたことがあるかとも思います。異論、反論、御
意見あればお願い致します。
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