「発症3-4.5時間ならtPAを投与すべきである(クラスI 推奨)」
ただし、通常の除外基準に加え、特異的な除外基準があり、80歳以上、抗凝固薬服用(PTINR<1.7でもだめ)、nihss>25、脳卒中と糖尿病双方の既往です。
発症3-4.5時間で、かつこれら除外基準に当てはまってしまう方へ線溶療法の効果については評価不十分であり、クラスIIBだそうです。
発症時間で引っかかり、tPAを投与できない方は多いようですので、これでもう少し恩恵を受ける方が増えれば良いですね。
AHA Instructor Networkにはこのエビデンスはthe AHA ECC Evidence Evaluation processでまだレビューされていないが、ガイドライン2010には正式に取り入れられるであろうと書かれています。現状ではAHA ACLSコースでは特に言及しなくても良いんでしょうが、頭の片隅には入れておいてもよい事項ですね。
クラス1になっていたとは知りませんでした。勉強になりました。
返信削除G2010楽しみですね!!
日本でのtPA使用についてはどうなるんでしょうね。。。
返信削除当分3時間未満でしょうか。