奈良県の山本病院なる、心臓血管外科や循環器科を標榜している病院。入院中の生活保護世帯の患者に対し、心臓カテーテル治療をしたかのように装って診療報酬を不正に受給していたという詐欺容疑で家宅捜索中と報道されています。同病院の従業員の証言によるとまず間違いないようです。
2009年3月には”充実の最新設備で地域に貢献、、”などと地元奈良新聞に大きく報道されている病院なんですが。。。。
心臓カテーテルにたずさわっている者としては少々気になるニュースです。正しい医療を献身的に提供している病院もあれば、このような病院もあるわけです。どのような経緯でこのような事態に至ってしまったのでしょうか。
日本には星の数程心臓カテーテル治療を行っている医療施設があります。そのような環境にメリットもあればデメリットもあるのでしょう。ここまでの行為をしている病院はさすがにない(はず)でしょうが、不要な治療を行っている施設の話は時々耳にします。症例数や診療報酬を増やすことも大事でしょうが、正しい標準的治療を常に心がけたいと思っています。
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