前の記事の続きです。narrow QRS tachycardiaにadenosineと投与するとその反応により不整脈の鑑別が可能になることが少なくありません。従って、その貴重な情報を残すためにadenosine投与時は必ず心電図を流しながら行いましょうと御伝えしています。
今回も、12誘導心電図を装着しながらアデホスを投与したのですが、僕が上肢を挙上させたせいで肢誘導電極が動きノイズが入り、心電図が乱れてしまい、その乱れが是正される前に洞調律に復してしまい綺麗な心電図記録が残せませんでした(苦笑)。研修医に少しにらまれました(笑)。ごめんなさい。
ACLSコースでも、現場でも、上肢挙上はアデホスの効果を最大限に引き出すための手技ですからなるべく行いましょうとお伝えするわけですが、心電図が乱れないようにしましょうと追加しようかと思います(笑)。
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